唐突ですが、孫は可愛い。
何年か前に大泉逸郎が歌う「孫」という題名の演歌がヒットした。
出だしは、、
♪なんでこんなに 可愛いのかよ
孫という名の 宝物~
こんな感じの歌ですが、
その頃は反抗期の2人の子どもの子育て真最中でして
孫なんてわたしには未知の存在でした。
なのでお爺さんが孫自慢している歌という認識でしかありませんでした。
テレビで流れるたびに、「あっ、またこの曲か」
どかがいいの?この曲の、、と思っていました。
しかし孫が産まれるとこの歌詞の意味を実感しました。
心から思います。
「なんでそんなに可愛いのかよ~♪」
人間その立場にならないとわからないのです、何事も。
そしてわたしの両親もわたしの子どもをこのように思ってたんだ、きっと。
そんなことを最近よく思います。
わたしの父親はとても厳しく恐い人でした。
父に遊んでもらった記憶はまったくありません。
しかし孫には公園に連れて行ったり
絵本を買ってくれたりと明らかに子どもとは接し方が違う。
あんな鬼のような父でも孫は可愛いんだなと思いました。
絵本よりおもちゃやお菓子の方が孫には人気でるよ!っと思ってたけど、
今のわたしは父親と同じく孫に絵本を買っています。
本当はおもちゃやケーキやチョコレートの方が喜ぶのを知ってる。
にっこり喜ぶ顔を見たいのだけど、、。
夫がしょっちゅうおもちゃやお菓子を与えているので
わたしが出るスキがのだ。
そしてアトピー体質の孫に
砂糖類や添加物をあまり取らせたくないという思いもあり
プレゼントは絵本になってしまう。
本屋さんで絵本を選んでいる時
昔父が孫にと本を持って来て来てくれた事を思い出す。
小さい時は絵本、学校に入れば課題図書、父なりに選んで買って来てくれた。
やっと今わたしも父の気持ちを実感できる年齢になりました。
その時は「また本か!」と思ってたけど。
その立場になってわかる事ってあるのですね。
何事も経験、
良いことも、悪いことも。
そんなことを思う今日この頃です。