モカコのつぶやき

人生の最後の迎え方

お久しぶりです。

突然ですが、

施設に入っている母親が8月4日に亡くなりました。

 

7月上旬に、

いつ亡くなってもおかしくない状態になった

と施設から連絡がきたのです。

顔のむくみ、下肢の浮腫、腹水がたまるという状態になり

今後どうしていくか話し合いをしました。

 

病院に転送して治療するが、

それとも施設で看取りをするかの選択を決めるための話し合いです。

私は、遠方に住んでいるため妹と弟に行ってもらいました。

 

兄弟そろって看取りにしようと意見は一致しました。

 

理由は認知症がひどく寝たきり状態である事。

84歳、高齢で年には不足がない事。

もう7年も施設に入っていて、

最後の2年はほとんど動けなかった事などなど。

 

そして、今はコロナ禍ということもあり病院に入ったら面会は出来ない。

病院では医療処置として点滴や酸素、モニターなどいろんな線につながれる。

採血など、痛みを伴う処置がある。

ざっとそんな理由です。

 

結果、とても納得いく最期を迎えることが出来ました。

ここ1年位コロナ禍という事で面会もままならなかったのですが、

看取りの時期は、家族ならいつでも面会オーケイ。

もちろん施設の業務に差しさわりのない時間にですが。

事前に何時頃行く旨を伝え、検温、手の消毒を済ませ母親の部屋に入れます。

1人部屋なので気を使うこともありません。

 

 

私達が行くと、看護師さんやヘルパーさんが母の状態を教えてくれます。

呼吸がつらそうな時もありましたが、

すやすや寝てる時や、話しかけると反応がある時もありました。

そんな時期が約1か月続いたのです。

 

その間何度も母に会うことができ、

最期息を引き取る時には、同じ施設に入っている父親、

近くに住んでいる妹、弟に見守られて旅立ちました。

 

 

私は遠方に住んでいるので最後は立ち会えませんでしたが、

生きているときに何度も会いに行ったので、全く悔いはありません。

施設が看取りをやってくれた事に感謝しています。

 

施設では亡くなる前の週まで、

週に2回お風呂にも入れてもらい、

いつもきれいなパジャマを着せてもらっていました。

 

点滴も酸素もやってないので、ただ静かにベッドに横になっていて、

ろうそくの灯りが消えるように息を引き取った感じです。

そんな最期を迎えられたのも、

施設の身の回りの世話をしてくれるヘルパーさん、看護師さんのお陰です。

 

なので私は悲しいという感情は全くこみあげてこなくて、

やっと楽になれて良かった。

施設での7年間お疲れ様。

あちらの世界で好きなことを思いっきり楽しんで下さい!

という感じでした。

 

そして、生きているうちにやりたい事はやり、食べたいものは食べ、

楽しもうと思いました。

 

 

だって、時間は有限ですから!

 

 

 

 

 

 

 

 

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